友達に恥をかかせた日

書きたいことがあった時だけはてなブログを開いている気がする。

 

友達と映画に行った。

チケットを買う列に並んでいて、私は友達が先に行くのを見送って、別のカウンターに並んだ。1枚ください、と言った後に友達が横で振り返って「あれ?」と振り返ったのが見えて、目があった。

 

あれ?

私もあれ?ってなった。

「…セットだと安いらしいけどじゃなくていい?」って聞いた。友達はパパーっと寄ってきて「うん。お姉さんに2枚ですか?って聞き直されたて後ろ向いたらおらんくて、びっくりしたわ、」と言った。

 

え、うん、ごめん、と私は苦笑いした。

ちなみに、友達は男性だ。年も私より上。

そうか、奢ってもらわないといけなかったのか。私はなんで謝ってしまったんだろう。

その後もずっとモヤモヤしていた。今も。

私が異性だからなんだろうか。

 

観終わった後、友達が私に何を食べたい?って聞いたので、そばが食べたいって言った。暑さとヘビーな映画を見た疲れもあってそば屋さんで無言でご飯を食べた。友達はまた大きいお金を出して、私はどうしていいかわからなくて「後で返すね」って言ってしまったんだ。

結局そのお金はタイミングを逃して

返せていない。

頭痛がした。

 

その後もタピオカを飲んで、なんか可愛い炭酸を飲んで、そのお金もなぜか出してもらった。レジの前で別々で、って言うのもどうだろうかと思って言えなくなっちゃった。

 

いや、なんだこれ。なんだ、これ。

ぞわぞわと気持ち悪さが襲ってきた。

 

友達がもっとしっかり社会人で、

どう見ても私より年上で、

どう考えても私よりしっかりしてて、

どう考えても私よりお金があったら

こんなことを思わなかったのかもしれない。

多分身近に感じすぎてた。

 

そして「ご一緒ですか?」と聞いてくる

店員にもゾワっとした。

 

でもこのゾワゾワが、私と彼の関係性が違うだけで無くなるものなんだよなと考えると自分の中の価値観にもウンザリした。

 

私は彼が少し好きだった。でも彼は意中の相手でなくても優しくて、見栄っ張りで女の子には奢ってあげたい人なのだ。例え自分に余裕がなくても。プライドが高く、日常でそれが染みついている人なのだということも知っていた。

 

私は恋人になれないならパッキリ友人になりたかった。今余裕がない、と言って欲しかった。

対等になりたかったんだ、と思う。

よく考えたら年下で後輩だし学生だから社会人の彼と対等になれるわけないし、もっと甘えても良かったのかもしれない、けど、なんかとても嫌だったんだその時は。多分プライドだ。

 

カッコつけの彼を(気持ち悪いなぁ)と心底思ったけど、年齢と性別で分ける彼より、好きかどうかで人間を分けてしまう私の方が差別主義で悪人なのかもしれない。

 

いつ会っても、私に仕方なく付き合ってあげてるんだよ感を感じてしまうから、私は彼が嫌いだし、哀れで愛おしい友人だなと思う。

 

 

ちなみにこの話には2つ嘘がある。

夏の夜の小噺。

 

 

 

 

 

 

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